スマート駄目リーマンの忘備録

旅行記、キャリア論、世相分析など思ったことを書き連ねます

社内イベント(夏祭り、BBQ大会)って意味ある?!

JTC恒例の社内イベント

 種類は違えど、社内運動会、貸し切り旅館の温泉旅行、BBQ大会、夏祭りなどJTCには社内イベントが目白押しです。イベントを通じて、社員の結束を深めるというのが会社からのお題目ですが、本当に結束が深まるものなのでしょうか?

基本強制参加

 イベントと言いつつ、社員には参加を断る権利はありません。しかも宿泊だと土日をまたぐのでプライベートを犠牲にしてでの参加です。強制参加であるならば、休日分の給与が出てもおかしくないと思うのですが、そこはスルーです。

疲弊する人事部

 従業員が一万人単位の大企業だと、人事総務部が総出になって、イベントの対応に追われます。正直会社の金銭的な利益には何一つ貢献しない社内イベントの為に、一か月以上の深夜残業が続きます。(旅館、交通手段の確保など)

 早朝にバスを見送る人事部のやつれた顔が今でも強く印象に残っていました。

酒を若手に注がせている管理職だけが楽しい

 正直これが実態だと思います。皆が注目している中で、若手にドヤッて酒を注がせて管理職の自尊心を満たす、この一点にのみイベントの存在意義はあると言っても過言ではありません。管理職以下は苦痛でしかないと思います。

女性社員に浴衣を強制

 10年前ですが、この21世紀の時代に東証一部上場企業で実在したエピソードです。女性活躍という言葉は上辺だけで、管理職の接待要因としか見ていない企業の醜い本音が垣間見れましたね。

大変な荷物運び

 酒は宿で手配するのかと思っていたら、会社から酒を持ち込むどけっちっぷり。バスから旅館までビールケースやジュースを運ぶのに一苦労。これらはもちろん全部若手の仕事です。最終日に旅館で消化しきれなかったジュースを会社に持ち帰るように指示されましたが、面倒くさかったので、隠れて旅館の従業員に全部あげちゃいました。お仕事ご苦労様でーす。

まとめ

 社内イベントの目的で、社員の結束を高めると掲げてますが、むしろ運営がひどすぎて、管理職以外の社員の気持ちが離れていくだけ。前述のとおり、部下にドヤっている管理職だけが楽しいもので、そのお金を社員の給与に還元しただきたいのが本音ですね。