スマート駄目リーマンの忘備録

旅行記、キャリア論、世相分析など思ったことを書き連ねます

経営者と労働者と

七割の経営者が労働者を雇う本音(特に中小企業)

 面倒な仕事は雇った社員に対応してもらい、自分は経営の仕事(主に金勘定)に集中したい。(安い人件費で日常業務を回して、自分は外で遊びたい?!)

 正直これが大部分の本音だと思います。地域の雇用創出とか社会貢献とかを真剣に考えている方は本当に僅かです。

謙遜する労働者

 中小企業の労働者に多いのですが、経営者を異常なまでに神格化し、経営者のおかげで飯が食えていると錯覚している人が散見されます。

 経営者の視点をイメージするとそんな訳ありません。社員の給与を安く抑えて、経費という名目でおいしいものを食べたり、良い車に乗ったりしている経営者が七割くらいです。自分はつつましい生活で良いから、少しでも社員の給与を上げようなんていう経営者は非常に少ないと思います。

思いあがる経営者

 そうした従順無垢な労働者にヨイショされて、次第に俺が労働者の生活を支えてやっていると思いあがる経営者もおります。

 また、銀行からリスク取って金を借りて、毎月資金繰りを考えるのがきついと弱音や愚痴を吐くときもあります。

経営者になるのは義務ではない

 ここで超本質的になりますが、経営者になるのは義務ではないんですよ。嫌ならやめたら良いんです。(実態は事業売却やら、後継者を見つけるやらで大変ですが・・)

 または、最初からやらなきゃ良いんです。そうした大変さ、リスクがあるからこそ経費で様々なモノが落とせたり、利益のさじ加減をうまいことして、支払う税金をコントロール出来たり、社員に俺がお前らの生活を支えているとドやれる旨味があるわけです。

まとめ

 上記のような社員のことを真剣に考えない経営者からは離れた方が良いです。(特に中小企業)コンプライアンスなど全く整備されておらず、経営者のやりたい放題です。

 そもそも就職、転職でこのような中小企業のオーナー系企業に入るのはやめましょう。大手でもオーナー系企業にはこうした名残が残っているので、避けるのが無難です。