朝食を済ませると、ホストファミリーのおばさんがボンの幹線鉄道の駅まで車で送ってくれた。車の中ではCorrsのBreathlessが流れていて、その子気味良いリズムが、いっそう自分の気分を上げてくれた。
ガンバ大阪サポーターに遭遇
駅でゲルゼンキルヘンへ向かう列車を待っていると日本人と思しき女性二人組に出くわした普段はガンバ大阪のサポーターで、サッカー好きが高じて、観光を兼ねてワールドカップを見に来たという事だ。今回観戦するのはチェコ対アメリカだが、サッカーそのものを楽しみたいという姿勢が感じられた。
アメリカ人サポーターの異様な盛り上がり
ゲルゼンキルヘンの駅前ではアメリカ人サポーターが異様な盛り上がりを見せていた。アメリカ人ってこんなにサッカーに関心あったっけ?!
いざ試合会場へ
レプリカユニフォームで身を包んだサポーターの一群の後を付けて、森の小道を歩いていくと試合会場に到着。チェコの応援席の近くの席に座ると、スーツに身を包んだチェコのお偉いさんが、みんなで頑張って応援しましょうとチェコ人サポーターに発破をかけていた。
キックオフ
チェコはヤンコレルのポストを起点にボールをしっかりとキープし、ヤンコレルとロシツキーの2ゴールで、3-0でチェコの勝利。ネドベドの運動量とキープ力も良かった。チェコの良いところが全て出せた試合であった。
しかしながら、ヤンコレルが途中で負傷してしまい、前線でボールがうまく収まらなくなってきたことが気がかりであった。
帰宅
試合が終わったのは夜遅いはずだったが、緯度の関係でまだ明るかった。しかし、ボンに到着る頃にはすっかり暗くなり、駅からホストファミリーの家までの道を見失いそうになった。公衆電話で連絡して迎えに来てもらい、無事に帰宅出来て安堵した。