日本では飲みニュケーションが出世の鍵?!
コロナ禍が明けて、リモートから出社に切りける企業も多くなってきました。そうなると付随するのが、上司やお客様との一杯。これについては昔から賛否両論があります。
・賛成
飲み会も仕事のコミュニケーションの一つ。積極的に参加するべきだ。
・反対
飲み会に付き合えるかどうかで、出世が左右されるなんて不公正だ。純粋に仕事の成果で判断されるべきだ。
仕事の特性に左右される
飲み会の重要度を紋切型に結論付けることは不可能で、次の項目に記載するように、仕事の特性に大きく左右されると考えられます。
飲み会の重要性が低い仕事
歩合営業、システム開発、予備校講師など、成果が明確な仕事
極論を言うと、成果さえ上げていれば、飲み会に付き合わなくても、大きな不利にはならないでしょう。
高度専門職(国家資格職)
医師、看護師、電気主任技術者、一級建築士などの国家資格による参入障壁が存在する高度専門職も、今の職場でクビになっても、転職先が沢山あるので困らないでしょう。
飲み会の重要性が高い仕事
一般事務、人事などの間接部門などで成果が曖昧な仕事
こうした仕事は個人の成果が可視化されにくく、仕事内容以外の要素が評価を大きく左右することが多いです。特に人事は部署の垣根を越えて、他部署の上司との飲み会に参加することで、現場の実情や本音を引き出せるアドバンテージもあるでしょう。
一般事務の仕事は志望する人が多い反面、仕事の差別性が付きにくいので、雇用主に気に入られておく必要があるので、なるべく参加しておいた方が良いでしょう。
ルート営業職
同じ営業でもお客さんとの関係性を良好に維持することが目的の営業は飲み会に積極的に参加した方が良いでしょう。
自分の能力に自信が無い人は参加
正直、自分の能力に自信が無く、転職先がすぐに見つからない人は、仕事の種類に関係なく、無理してでも飲み会に付き合った方が良いでしょう。
まとめ
仕事の本質はあくまでも、実際の業務での出来不出来なので、飲み会が比較的重要な仕事であっても業務をおろそかにして良い訳ではもちろんありません。
飲み会のウェイトが実際の業務よりも重い仕事ってそもそも不要な仕事のような気がします。
自身の仕事の特性と自信の能力を勘案して、最適なバランスを見出してもらいたいと思います。私は、行きたくない飲み会に無理して参加して、それで出世しても嬉しいと感じない感性の持ち主なんですよね。これを読んだあたたはどうですか?