スマート駄目リーマンの忘備録

旅行記、キャリア論、世相分析など思ったことを書き連ねます

2014ブラジルワールドカップの旅(出発編)

2014年の年初

 FIFAの公式サイトで、ワールドカップ観戦券の抽選販売を行っていました。そこで、何試合か申し込んだところ、日本対コートジボアール、ベルギー対アルジェリア、ナイジェリア対ボスニアが当選しました。

航空券

 アメリカ経由で行くのが一般的ですが、ESTAの申請が面倒なので候補から外しました。ブラジルは日本から見ると地球の裏側なので、どんなルートでも行けます。時間はかかりますが、それが面白いです。

 オーストラリア経由、中東経由、ヨーロッパ経由など色々迷いましたが、skyscanerでルフトハンザドイツ航空でフランクフルト乗り継ぎが往復36万円とリーズナブルな値段かつ待ち時間も数時間程度だったので、これに決定しました。

関西国際空港→フランクフルト国際空港

 飛行機の機体にFanhansaというワールドカップ仕様のイラストがペイントされており、飛行機に乗り込む前からテンションが上がりました。

 関空からフランクフルトまでの飛行機は比較的空いており、私のシートの隣に人が座っておりませんでした。よって、疲れたら横のシートへ体を倒す事が出来て、非常に楽でした。前日まで仕事を目一杯こなしており、疲労していた体には大変ありがたい物でした。

フランクフルト→サンパウロ

 こちらの便では、ドイツ人のワールドカップ観戦客が多く乗り込んでおり、シートの空きはほとんどない状況でした。しかも空港の売店で購入したアイスコーヒーでお腹を壊し、非常に消耗しました。

サンパウロレシフェ

 日本対コートジボアールの試合が開催されるレシフェに行く必要があったので、サンパウロで当日の乗り換えをしなくてはいけませんでした。

 時間があまりなく、自動発券機で急いでレシフェまでのTAM航空のチケットを発行して搭乗ゲートまで向かいました。

 サンパウロからレシフェまでの飛行機では隣に日本人の方が座っておりました。この方もサッカーフリークで、大阪在住のセレッソ大阪のファンとのことでした。

 前回の南アフリカワールドカップではレンタカーを借りて、現地観戦をしたという強者の方でした。治安を考えると怖くてとても出来そうに無いですが、車に南アフリカの国旗を立てたら大丈夫だったとのことでした。戦場カメラマンの渡部さんを連想させる穏やかながらどっしりとした物腰であり、どんな状況でも落ち着いて対処できそうな印象でした。

レシフェ到着

 飛行機で隣だった日本人の方と空港からチケットを発券するショッピングセンターまで同行しました。

 時刻は昼過ぎで、ショッピングセンターのフードコートで一緒に昼食を食べました。流石に長い飛行機の旅で、私もその方もヘトヘトで、コーラを乾杯してお互いに疲れを労いました。

 その後にショッピングセンターからタクシーに一緒に乗り込み、私が宿泊するホテルで私だけタクシーを降りてお別れしました。

 ブラジルでもレンタカーを借りて試合会場まで行くが、一緒に行かないかと誘われました。しかし、レシフェは年間殺人事件が1000件ほどと非常に多く、世界の都市でもワースト20位ほどの治安の悪さであり、丁重にお断りさせていただきました。

 ホテルからの市街地の眺めも殺伐としており、いつ犯罪が起きてもおかしくない空気感が漂っておりました。

ホテル(レシフェ)からの市街地の眺め