ラオプチヒを後にしてワイマールへ
同じドミトリーに宿泊したフィンランド人三人組へお別れの言葉をかけた。正露丸をあげたフィンランド人から、「Thanks for your medicine. Whre are you going ?」
と聞かれた。
ワイマールと回答したら、俺たちの次の目的地の途中だから車で乗せていってやるよと言ってもらえた。少し迷ったが、彼の厚意を受け入れることにした。
初めてのアウトバーン
彼らの車に乗って、一路ワイマールへ。途中でアウトバーンに入り、車は時速200km越え。日本の高速道路だったら、捕まっちゃうレベルのスピードで快走する。
後部座席に座り、隣に座ったお腹を壊していたフィンランド人と他愛のない話をする。日本の人口は何人か?日本はどのくらい豊かなのかなどの質問が投げられた。
私は日本は経済的に豊かかもしれないが、それを支えるために長時間労働が蔓延しており、トータルの幸福度はそんなに高くないよと回答した。年間に万単位の自殺者もいると伝えると、思わず「Oh my god 」とたまげた。
別れの時
ライプチヒから二時間~三時間くらい車を走らせるとワイマールに到着。あのワイマール憲法で有名なワイマールだ。彼らと連絡先を交換し、最後の別れ際に握手を交わした。「Have a nice day !!!. Have a nice future !!!!!」
落ち着いた町ワイマール
ボン、ライプチヒといった大都市の喧騒に疲れていたのか、ひっそりとした歴史的小都市ワイマールは非常に居心地が良かった。ここにはゲーテが暮らした家が、そのまま博物館として公開されている。庭が非常に美しく、ゲーテの美的センスの高さをうかがわせた。
ここまで、せわしなく観光してきて、若干の疲労感を感じた。町を散歩した後は宿で泥のように眠り込んだ。