大阪府でfaxによるコロナ患者数の集計漏れが発生
大阪府では電子アプリ端末に患者の情報を直接入力する方法とfaxからあがって来た患者情報をアプリ端末に入力する方法を採用しております。そこで、faxからあがって来たデータの集計漏れが生じた様です。
ITが、なかなか浸透しない
上記のトラブルで、行政ではITがなかなか浸透していない状況が暴露されてしまいました。受け入れ病院の情報をホワイトボードに書いて、電話で連絡を取っているのも大変非効率です。
敢えて浸透させなかった?!(浸透を阻んでいる?!)
この問題、実は非常に闇が深いと思います。というのではですね、行政の事務仕事をIT化させると困る人がいるんですよ。そうした抵抗勢力が、今までITの浸透を阻んで来た気がするんです。
行政の事務仕事は、エクセルマクロをほんの少し導入しただけで、劇的に効率が向上します。よって、IT化が大々的に進むと人が余ってしまう恐れがあるんです。
今まではIT化を阻んで、効率をわざと落とすことで、事務職員の仕事を確保してきた側面が否定できないのです。
コロナ問題が生じるまでは、それでも機能していた
二年前に勃発したコロナ問題が生じるまでは、それでも何とか機能していましたが、コロナ問題で想像を絶する事務作業が発生し、キャパがオーバーしてしまったのが、実情だと思われます。
私の経験
私は公務員ではないですが、メール配信自動化ツール(同じ内容の文面を冒頭の宛先だけ変えて、一斉送信可能)を作って、マニュアル付きで、中年の事務のおばちゃんに渡しましたが、全く使おうとしなかったですね。
変化や進歩を拒絶しているというか・・・。いくら分かりやすく使い方を教えてもダメなんでしょうね。
まとめ
コロナ問題を契機に、一気にIT化を推進するのが、望ましいと思います。IT化が進むと仕事がなくなる人は、職業訓練を受けて、プログラミングを習得し、ITを使いこなす立場に回るしかないでしょう。変化に抗うのではなく、変化を受け入れることが必要でしょう。