兵庫県知事選挙投票
一昨日兵庫県知事選挙の投票のため、近所の小学校に出向いた。校門近くで派遣の警備員さんが親切に誘導してくれたおかげで、迷わずに済んだ。
投票現場
教室の席を並べ替えて投票所にしつらえていただが、そこには目を見張る光景があった。おそらく市から派遣されたであろう、選挙管理委員が一同に座していた。
非効率な運営
投票案内を提出したら、それを二人でリレーし、三人目が投票用紙を私に配布。すぐ角には三人ほどの監視員が無駄話に興じていた。
過剰な人員
つまり人員が過剰なのだ。投票用紙の配布のカウンターには五人ほど座っていたが、二人いれば十分だ。角に座っている監視員も一人いれば十分だろう。あの光景だけで、経済発展出来ない日本の闇を垣間見た。新しい知事のセレクション以前にそれを支えるオペレーションが絶望的なまでに終わっている。
人員の偏在
日本の工事現場、溶接作業、高電圧保守などは相変わらずの人手不足である。同じ公務員でも中央官庁は長時間労働が常態化。
その一方で、率直に言って、人が居ても居なくても大して変わらない緩い現場には多くの者がパラサイトしている。
人事制度改革
やはり公務員の人事制度改革にメスを入れるべき時なのだ。こうしたダブついた人材を中央官庁に送り出して、長時間残業に悩まされる官僚の手伝いをすべきである。もしくは給与を半分にする。
椅子に腰かけて、何も仕事していない職員よりも派遣で働いている誘導員のオジサンの方がよっぽど役に立っている。こういう人が報われるべきなのだ。
ITの導入
そもそも、手書きを廃止してマークシートを導入するのは無理なのだろうか?さらに、マイナンバーでログインして自宅からPCやスマホで投票する事だって可能だろう。現在の身分確認も投票案内を受付で提出するだけで、身分証明書との照合は行っていない。いわばザルのシステムだ。それよりも遥かにマシなのではないだろうか?
ITが不得手な高齢者は投票所に行けばいいし、得意な人はPCからで良い。このように柔軟に対応して行けば、投票率は向上するだろう。