2000年代の20代での海外旅行
私は20代の頃、東証一部上場のメーカーに勤務していました。ちょうどその時に海外一人旅にはまっていて、会社のお盆休みや正月休みには10日ほど海外旅行に行っていました。そこで、いつの頃か以下のような印象を抱くようになりました。
日本人
残業して、必死にスマホカメラに必要なレンズ、CMOSセンサー、カメラアクチュエーターを作って、i Phoneのカメラモジュールをハードで支えています。
当然、一週間ほどの休暇で鮨詰めの飛行機でバタバタと主要観光地を回って、また鮨詰めの飛行機で帰って行きます。
北米人
長期休暇を満喫し、i Phoneのカメラを使って旅を楽しんでいます。彼らはi Phoneアプリケーションプラットフォームをがっちり抑えて、寺銭が常に流入するシステムを確立しています。
日本人って損じゃね?
上記を分かりやすく例えると、一生懸命徹夜でグランド整備している日本人とそのグランドでサッカーを楽しむ北米人。さらに、徹夜仕事でふらふらなのに、スタンドで北米人のサッカーを応援しちゃうくらいお人よし。
多額のODA事業
それだけでなく、日本人が休みもせずにあくせく働いて納めた税金が多額に海外投資されたり、貸し付けられたりしています。
真実は残酷である
上記の事は私が多感な20代に海外を旅して知った冷酷な現実です。欲望に忠実な人間ならば、カメラを一生懸命作ったんだから、そのカメラを使って旅行を満喫したいと思うでしょう。
日本企業がブラック化しやすい理由
日本政府が自国民に対して、その税金を有効に還元したり、投資をしません。それを削って、海外にジャンジャンお金を流しています。当然それを支える日本企業はブラック化しやすくなります。
おそらく、アメリカのような強力な軍事力、外交力を有していれば、貸した金にそれなりの利子を付けて、その利子によってもう少し余裕のある暮らしが出来るんじゃないかと思います。
EEZにミサイルを撃ち込まれてもほとんどスルー
これだけ頑張って労働して、税金納めて海外にお金を流しているのに日本以外の国が積極的に非難の声を上げることは少ないです。そもそも、それがニュースとしてきちんと取り上げられていないので、その事実を知らない外国人がほとんどです。
まとめ
日本社会がちょっと頭が弱くても、真面目で従順な人材を評価するにはおそらく上記の理由があるのでしょう。
小賢しくて、日本や日本人の真実に気が付き真面目にせっせと働いて税金を納めてくれない人が増えると困るんです。