ウボンラーチャターニー→バンコク→チェンマイ
ウボンラーチャターニーからバンコクに戻り、バンコクの友人の家で洗濯をしてチェンマイに向かった。流石に度々友人の家にお世話になるのは気が引けたのである。
チェンマイはメイドを雇って優雅な暮らしを謳歌している日本人が多いことでも有名です。
チェンマイ
バンコクから寝台列車で、チェンマイを目指した。チェンマイは城塞都市の様で、街が壁で囲われていたと記憶している。町は過ごしやすく、年金暮らしの日本人が多く住み着いている理由も納得できた。
自然探索ツアー
タイに来たからには一度は象に乗ってみたかったので、ツアーに象に乗れるオプションのある二泊三日の自然探索ツアーに申し込んだ。
そのツアーには名古屋に住む医学部在学中の日本人も参加していた。彼は旅での気付きを小まめに日記に書き起こしていた。感受性と観察力が非常に豊かな若者だった。
その彼と時折コミュニケーションを取りながら、ツアーを楽しんだ。ツアーでは、自然の中でキャンプを張った。そこで、火を起こして、カレーを作り、それを取りながら、各国からの参加者との雑談に花が咲いた。
日本人から来た彼はギターが弾けたので、添乗員が持ってきたギター片手に、日本の歌謡曲を口ずさんでいた。
ツアーではキャンプ、川下り、象への搭乗を楽しんだ。今まで見るだけの旅行であったが、このような体験型の旅は初めての経験で非常に新鮮であった。
チェンマイの次は?!
体験型ツアーを楽しんだ後、どこを訪れようか思案した結果、スコータイに行くことにした。タイへは陸路での入国なので、ビザは10日しかなく、チェンマイを三日間楽しんだ後に、スコータイを訪れて、バンコクに戻り、日本へ帰国しようと考えた。
インターネットでニュースを見たところ、どうやら福島原発は幸いにも小康状態を保つに至ったようであった。とりあえず原発が落ち浮いている間に宮城の会社に戻り、一か月だけ出社して、退職の為の引継ぎや手続きを行おう。