アルバータ州とブリティッシュコロンビア州を結ぶ豪華観光鉄道
ロッキー山脈の風光明媚な景色を楽しむ鉄道で、バンフ/ジャスパー/レイクルイーズ(それぞれの地点から発車)とバンクーバーを丸二日かけて結びます。景色を楽しむ列車なので、夜は駅に停泊し、乗客は列車からホテルまで送迎されて、ホテルで一夜を過ごします。アルバータ州とブリティッシュコロンビア州のルートは三つあるので、その中から自分が乗りたい路線を選びます。
ジャスパー(Jasper)→バンクーバー(Vancouver)
(シルバークラス)
バンクーバー→バンフ→ジャスパー→バンクーバーの行程で旅をして、ジャスパー→バンクーバーでロッキーマウンテニア号のシルバークラスに乗車しました。ちなみにゴールドクラスというもう1ランク上のクラスが有り、社内で提供される料理が豪華だったりします。
早朝のジャスパー駅から発車
まだ明け方の外が暗い時間に駅舎へ向かいました。
東の空がようやく明るんだ頃に列車は駅のホームに滑り込みました。乗車券を車掌に見せて列車に乗り込みます。
バンクーバーに向けて出発
各車両にはガイドが一人ずつ付いて、乗客のお世話と車窓の説明をしてくれます。列車が出発するとすぐに軽食が配られます。ベーグル、新鮮なフルーツにヨーグルト、眠たい体には最高のご馳走でした。
美しい風景
原生森と美しい水面の風景が、延々と続きます。九月でしたが、遠くの山は雪化粧していました。
昼食
チキンと前のサラダにチョコレートデザートでした。飛行機のように客室の係員が、配ってくれるので、非常に楽です。
一路カムループス(Kamloops)へ
ジャスパー(Jasper)からノンストップで一路カムループス(Kamloops)へ!!息を飲むほどに美しい景色が延々と続きます。
カムループス(Kamloops)のホテルで一泊
カムループス(Kamloops)に到着すると、バスに案内されて駅からホテルに向かい、ホテルで一泊します。翌日はホテルから駅にバスで向かい、そこから同じ列車で終点のバンクーバー(Vancouver)を目指します。景色を楽しむ列車なので、夜は走りません。
列車を下車する際に夕食はホテル周辺のレストランで、各自済ませるようアナウンスがありました。私は日本食レストランでお寿司を食べました。朝食はホテルで用意されました。
ホテルのベッドには小粋なレセプションカードまで。レセプションカードをチョコレートで固定するなんて、これまた小粋。
バンクーバー(Vancouver)に向けて出発
翌朝に向けて、ホテルの入り口でホテルから駅への送迎バスの発車時刻を確認しましょう。私の場合は7:20発でした。朝食を済ませて、ロビーでバスの到着を待ちます。
朝食を済ませて、ロビーでバスの到着を待ちます。
バスに乗り込んで駅に向かい、昨日の列車に乗り込みます。
昨日とは打って変わった景色
昨日の原生林の風景から打って変わって、ゴツゴツとした岩山の景色が続きます。途中で反対方面の列車とすれ違い、乗客がお互いに手を振り合う姿が感動的でした。お互い旅を楽しもう!!という気持ちの良い光景でした。
都市部の景観
車窓が徐々に都市部の風景に変化してきました。終点バンクーバーまであと少しです。
バンクーバー(Vancouver)に到着
雨が降り注ぐ中、無事に終点に到着です。駅舎はVIA鉄道の駅とは違うので注意が必要です。私は一人だったので、他の乗客とタクシーをシェアして中心街を目指しました。
費用(シルバークラス)
途中のホテル宿泊費を含めて、一泊二日で大人一名トータル13万円ほどです。当時は独身でお金の余裕がありましたが、家庭を持つと中々厳しいお値段です。