痛ましい事件
先日ドイツで、ガソリンスタンドの店員がマスクをしていない客に対して、注意をしたところ、逆上されて射殺される痛ましい事件が起きた。
被害者は学生アルバイト
学生のアルバイトが被害者であった。アルバイトにも関わらず、職務を全うした姿勢と勇気は称賛に価する。
自分だったらどうする?(立場に依存)
アルバイトの立場ならば、完全スルーする。もし正社員の店長という立場ならば、注意するだろう。
責任と報酬
ドイツは日本に近い真面目な国民性なので、アルバイトのクオリティも一定水準なのだろう。これが、アメリカ、南欧、BRICSなどなら、バイトはあくまでもバイトであり、その報酬に見合った、もしくはそれ以下の働きしかしない。
特にイタリア、スペイン、ブラジルなどは店員はずっと店のテレビでサッカー中継を見ていることもザラである。
アルバイトに過度な責任感を要求してはいけない
日本では吉野家の店員の応対が悪くてキレる客など居るが、キレる方がお門違いである。高水準のサービスを要求するならば、チップを払うのが諸外国では一般的である。
その一方で、正社員で高い報酬を貰っているにも関わらず、会社で仕事せずに一日中新聞を読んでいるだけの管理職も未だに散見される。彼らにこそ正社員という安定と高い報酬に見合った実直な働きが要求されるのだ。それをもっと追及すべきである。
皮肉にもそうした者に限って、コンビニやファーストフードの店員の態度に対してキレ散らかすののではないだろうか?
辛かったら逃げてもいい
往々にして、辛い仕事というのは給与も安いことがザラである。そんな時は逃げていい。学校教育の洗脳で、最後まで頑張ることを教え込まれるが、それは都合の良い奴隷を量産するための洗脳である。
運送業のバイトの経験
学生時代にとある運送業者でアルバイトをしたが、その運搬物は大手が敬遠する、大型冷蔵庫、ピアノなどばかりであった。しかも配送先はエレベーターの無いマンションが多かった。
ドライバーの兄ちゃんに「辛くても逃げんな!!!」といびられて、深夜まで配達をこなしたが、資本主義の構造を把握できた今となってはさっさと逃げれば良かったと後悔している。
上記のような辛い仕事はヤマト運輸なり、佐川の正社員がやるべきなのだ。彼らが敬遠する仕事を下請けに投げて、下請けの正社員が右も左も分からないバイトに丸投げしていたのだ。