スマート駄目リーマンの忘備録

旅行記、キャリア論、世相分析など思ったことを書き連ねます

金融緩和 お金はどこへ

日銀がやってきたこと 

 日銀の黒田総裁は2013年から黒田バズーカと言われる大胆な金融緩和を推し進めてきた。(日銀が株式市場の株を購入し株高を演出してきた)目標は市場に潤沢なマネーを供給することで、年2%のインフレを達成することだった。

 

現状

 2年で2%のインフレ目標は未達だった。個人消費も思ったように伸びない。キャッシュが潤沢にある企業にばかりに融資が為されたが、それが設備投資に反映されている訳でも無いようだ。また給与所得も伸び悩んでいるので、消費意欲は減退したままである。

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 結局何をやってきたの?

  株高の為にお金を注ぎ込んだ結果、ソフトバンクグループなどの投資グループの資産価値を上げただけ。収益を法人税として国に還流されれば良かったが、税法の抜け道をつかれ(法人税の支払い0の年も)、ほとんど国に還流されなかった。そしてその収益を元手にして海外へ投資される結果となった。
 また、高くなった株価は外国人投資家に売り抜けられ、情弱の個人投資家が高値で掴まされて含み損なってしまう見込み。つまり日銀の金融緩和は日本円を海外にバラまいただけだったかもしれない。

  

どうすれば良かったの?

 毎年国民一人に10万円の商品券を国民に配れば良かった。(その商品券は有効期限が1年の為にその年に使い切らねばならない。)

結局、国民の給与と消費が増えないとインフレにならない。2013年からの金融緩和は国民にほとんど恩恵をもたらさなかった。

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