スマート駄目リーマンの忘備録

旅行記、キャリア論、世相分析など思ったことを書き連ねます

ソフトバンクグループ株雑感

 

自社株買いの余力

とりあえず、これがどれだけ残っているかですよね。
過去半年の株価の推移を見ますと、以下のようになるでしょう。

4800円から5000円がレッドライン

 直近のSBGのレッドラインは4800円~5000円。
次のレッドラインは4500円。
この4500円を守れないと、3000円台が見えてきて、SBG株を担保として、預かっている金融機関がそわそわしてくると思います。

主要行の動向と貸付金額

 現状、みずほがSBGの最大の貸し出し機関で、そこから四位までは外資が続いています。
3000円を切った時点で、さすがに外資はSBG株を切ってくるかもしれません。
(コロナショックの際の安値が約2800円。この時に株を担保に資金を確保と孫氏が言って、株価が回復。流石に今回3000円を割るときつい)
そうなると株価下落に拍車がかかり、みずほが、ババを引くことになります。
私は、外資の担保株のたたき売りがトリガーになって、ソフトバンクショックという今までにない金融危機が日本で起こることを非常に懸念しています。
(最後にババを掴まされた日本の金融機関の保有するSBG株が不良債権化)
これは1990年前後のバブル崩壊を超えるかもしれないです。
 本当ならばとっくにSBG株が3000円代でもおかしくないのに、必死に買い支えて、時間稼ぎをしているのは、おそらく日本の金融史上最大のショックを日本の金融上層部が恐れているからだと思います。

1 みずほ銀行(8501億円)
2 JPモルガン(8293億円)
3 BNPパリバ(6015億円)
4 ゴールドマン・サックス(5932億円)
5 三井住友銀行(4771億円)
6 クレディ・アグリコル(4721億円)
7 ドイツ銀行(3761億円)
8 三菱UFJ銀(2777億円)
9 シティバンク(2629億円)
10 ジャパン・セキュリタイゼーション(2400億円)