スマート駄目リーマンの忘備録

旅行記、キャリア論、世相分析など思ったことを書き連ねます

ロシアワールドカップ観戦(出発編)

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暮れ行くビリニュス市街地

 2018年6月18日 金曜日 朝六時前に起床。身支度を整えて六時半ころに宿のおばちゃんに挨拶をして空港に向かう。空港に着くとAirChina北京行の搭乗手続きがJALのの窓口で既に始まっていた。受付カウンターでは北京からベラルーシまでのチケットの発券に少し手間取っているようだ。補足でベラルーシからさらに乗り換えて、リトアニアビリニュスに空路で抜ける旨を説明する。(陸路での出国ではビザが必要)

 最終目的地を尋ねられるとビリニュスから陸路でロシアの飛び地カリーニングラードでロシアワールドカップを見に行くと回答した。それを聞いた周囲の女性地上係員も興味を示しだした。

「何戦を見に行かれるんですか?」

クロアチア対ナイジェリア、スペイン対イラン、日本対セネガルを見に行きます。最後はエカテリンブルクからシベリア鉄道で帰ります。」

「えーすごい。私達の分まで応援してきてください♡♡♡。」

 そうしたやり取りをするうちにチケットは無事に発券された。よし、みんなの思いを背負って、無事に行ってくるぞと決意を新たにした。

 九時に北京へ向けて出発。客席はボチボチ埋まっていた。大阪と北京の間は小型機で機内モニターが無く、映画が見れずに退屈であった。北京の空港でリトアニアで使用するユーロとロシアのルーブルを調達した。北京からビリニュスはパラパラ空席が見られた。運よく隣が空席だったので、疲れたら横にもたれることが出来た。非常に楽ちんだった。なんちゃってビジネスクラス。元ロシア外交官佐藤優さんの本を読もうとしたが、昨日までの激務で眠気が勝ってしまった。

 ビリニュスにも無事に到着。しかし、本を機内に忘れてしまった。急いで戻り、空港係員にお願いすると本を探して返してくれた。ビリニュスの空港は非常に落ち着きがあり、空港内に簡易宿泊スペースがあった。ベラルーシから空路で直接ロシアに行くのが可能であれば、是非利用したかった。実をいうとベラルーシ経由でのロシアの入国が面倒なことに航空券購入後に気が付いたのだ。購入前に知っていれば、モスクワ経由で空路カリーニングラードを目指しただろう。(しかしながらワールドカップ期間中は特例で、ベラルーシから第三国を経由しなくてもロシアに入国出来たようだ。在露日本大使館にメールしたが、普通に調べれば分かる表面的な情報を回答されただけで、少し腹が立っていた。こうしたイレギュラーな生の現地情報をきちんと旅行者に発信するのが大使館の役目ではないだろうか?)

面倒ではあったがミンスクビリニュス行きの航空券を発券。ミンスクからビリニュスは一時間ほどのあっという間のフライトだった。ドリンクと軽い軽食を食べている間にビリニュスに到達。バスに乗り中央駅へ。ホテルは中央駅の目の前で好立地。おまけにビリニュスの市街地の風景が非常に美しい。調べてみるとビリニュスの旧市街地は世界遺産に指定されているとのことだった。ホテルも非常に清潔。五階の部屋までの向かい、窓から市街地を眺めると夕日が映えていて非常に幻想的であった。夕日が長い旅お疲れ様とほほ笑んでくれているようだ。次回はリトアニアをじっくりと観光したいものだ。明日は行きの最大の難所である陸路でのロシア入国。胸のざわつきを押さえながら眠りにつく。

 

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