突然の思い付き
2018年当時はプラント設備の設計の仕事をしていました。かなり忙しい日々を送っていたのですが、四月末から五月初旬のゴールデンウィークで一週間ほど休暇がとれそうでした。
せっかくなのでどこか旅行に行こうと思い立ちました。候補に挙がったのは中国の黄山とインドネシアのポロブドゥール遺跡、黄山はゴールデンウィーク中にあいにくの雨の予報だったので、インドネシアのポロブドゥール遺跡に決定しました。
キャセイパシフィック航空
出発の二日前にskyscanerで航空券を検索し、キャセイパシフィック航空の香港経由で行くことにしました。
香港でのトランジット時間が短かったので、観光は次の機会にお預けとなりました。
スカルノ・ハッタ国際空港→市内中心部でボラれた
飛行機は明け方に到着しました。市内へのバス乗り場がどこかも分からず、そもそも早朝にバスが運行しているかも分からなかったので、タクシーで市内中心部に向かうことにしました。
しかしながら、日本円換算で4000円ほど請求されて、間違った選択をしてしまったと心底後悔しました。
実は空港からモノレールと地下鉄で市内中心部に向かう方法もあるのですが、安く行きたい方はこちらがお勧めです。
ジャカルタ→ジョグジャカルタは鉄道でアクセス
ジャカルタとジョグジャカルタの間にはオランダ植民地時代に敷設された鉄道があります。スカルノ・ハッタ国際空港で飛行機を乗り換えて、そのままジョグジャカルタに向かう方法もあったのですが、乗り鉄の私は敢えて鉄道を選びました。
ホームでは既に沢山の旅人が列車の到着を待っていました。しばらく待っていると重厚感のあるディーゼル機関車に繋がれた客車が続々と入線してきました。
市街地をしばらく走るとのどかな田園風景が一面に開けて来ました。
夕方にジョグジャカルタの駅に到着
ホテルを予約せずに来たのですが、駅前にホテルがあったので、飛び込みで入ったら、一泊数千円のリーズナブルな値段で宿泊できました。
長旅で疲れていたので、外には出歩かずホテル内のレストランで焼きそばみたいなものを食べました。
ホテルで観光ハイヤーを手配
これは結果的に大正解でした。ホテルのコンシェルジェにポロブドゥ―ル遺跡やその周辺の観光地を巡る周遊ツアーが無いか尋ねたら、一日6000円ほどで、ホテルの運転手がハイヤーを運転して、遺跡や観光地を自由に廻れるよう取り計らってくれました。
遺跡周遊
遺跡にはATMや売店も多いので、非常に便利でした。
エジプトのピラミッドとカンボジアのアンコールワットを足しで2で割った印象でした。石に彫られたレリーフも原型を留めていました。
ストゥーパも間近で見ると大迫力でした。
それぞれの階層に回廊が一周張り巡らされており、グルグルを回って、彫刻やレリーフを楽しむのがお勧めです。
遠目から見た全景も迫力ありますね。もう私の陳腐な言葉など不要ですね。
帰路
ネットで帰りの列車を予約して、駅でIDを打ち込んだら切符が発券出来るような仕組みだったと思います。
駅から空港まではデナリ社の乗り合いバスで向かいました。
まとめ
インドネシアに行くならば是非立ち寄って欲しい観光遺跡です。カンボジアのアンコールワットも壮大ですが、ポロブドゥールのように自由に登って遺跡の上を散策することは難しいです。
遺跡の壮大さを体感したい人には是非とも訪れて欲しい観光スポットです。