下記の記事の概要を説明すると無料の筈のワクチン接種のはずなのに、ワクチン接種に足る健康状態なのかを診察する名目で再診料を請求されたという話。
窓口で240円の支払いでも病院には79点×10=790円入るようです。（一割負担なら2400円？）
本当に必要な診察だったのかもしれないですが、きちんとした説明が欲しいですね。そもそも本当に必要な診察であれば、診察代金を返金する必要は無かったのではと思います。少し不透明ですよね。
色々調べると開業医さんからの生の声もありました。現状では感染対策や予約対応などを総合的に勘案すると民間の医院でのワクチン接種は割りに合わないとのことです。しかしながら、割りに合わないというのは国からの支給される金額が少ないという問題です。ワクチン接種のついでに要不要がグレーな診療で、お金を請求することとは切り離して考える必要があります。ワクチン接種によって患者を繋ぎ止める事が出来る事も事実ですし。
自分自身も開業医を受診するときにこれって本当に必要な検査！？と首をかしげることがたまにあります。内科で一週間後の再診なのにもう一度血圧測定、泌尿器科でも毎回尿検査、眼科でも軽い結膜炎で眼圧を測定などなど。
もちろん不要と言っている訳じゃなくて患者に対して、明確に必要性を説明してほしいですよね。
以前膝を痛めて整形外科を受診したときのこと。先生に軽く見てもらった後に2階のリハビリ室に通され、そこでレーザーを患部に当てることになりました。ここに当てておいて下さいと言われたきりで、私がレーザー発信機を持って、自分で患部に照射することになってしまったのです。そして担当の看護師だか、理学療法士はどこかへフェードアウト。レーザーの照射って医療行為じゃないの？患者が機械持って自分で患部に当てるのって法律的に大丈夫なのですか？！
これ以外にも歯科で説明なしに勝手にフッ素塗られて、保険外診療で請求されたり。
医療は聖域的な考えがあるから、皆、疑問があっても黙っていますが、健保も赤字で持続性が疑われているこのご時世。メスを入れる時が来ているのではないでしょうか？
