NYダウのチャートは、ほぼ三か月ぶりに13週移動平均線にタッチ。ここで耐えて反転するか下に突き抜けるか?!!物価高が示唆され始め、インフレ懸念が台頭する中、どう動くのだろうか?
MACDがデッドクロス形成済み、スローストキャスティクスは下げ余地あり、RSIでも売られすぎの指標には遠い。この局面をFRBはどう乗り切るのだろうか?先週のCPIは5%という衝撃的な数値であったが、これは一過性という説明で何とか市場は平静を保った。しかし、健全なインフレ率が2%なので、コロナ禍からの回復という説明では無理がある。木材や食材の高騰などで実際に物価高が我々に忍び寄っている。
やっぱりそろそろ金利を上げないときついのではないだろうか?これを放置するとインフレで、仕入れコストが跳ね上がり企業収益を圧迫してしまう。我々の生活にも大きな打撃だ。不景気のインフレであるスタグフレーションは何としても避けなければならない。
現在は緩和額の上限が撤廃されており、今は経済学の教科書でも事例の無い未知の領域なのだ。MMT理論に基づき、とにかく市場にお金を投入して行ったが、その理論の真価が問われると言ってもよい。
本日のNYダウは今後の経済局面を占う意味で、かなり重要なので一般人も刮目して注目すべし。
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