老後2000万円問題
金融庁の報告
・高齢夫婦無職世帯の毎月収入から毎月支出を引くと、毎月約5.5万円が不足している
・20年で約1,300万円、30年で約2,000万円、貯金からの取り崩しが必要となる
・高齢夫婦無職世帯の平均純貯蓄額=2,484万円なので、不足分をまかなえている世帯も多いと推測できる
投資で足りない分を補うって言っても素人には無理
上記のような問題を受けて、政府が主導で一般人に投資を促し始めている。しかしながら、証券会社に言われるがままに漠然と積み立てていても資産形成が出来るかどうかは怪しいのが実情である。というのは、市場は常に右肩上がりではなく、バブル崩壊や戦争などで急落するリスクが常に付きまとうからである。
よって自分で勉強して、市場の波を捉えて、タイミングよく売買しないと資産形成は出来ないだろう。漠然と積み立て投資をしているだけだと場合によってはマイナスになってしまう恐れもあるだろう。
どうやって勉強するの?
一般市民が勉強しようとして、ネットや書籍に当たろうとしても、様々な情報が錯綜しており、一体何から手を付けていいか途方に暮れるだろう。結局多くの人は挫折して、証券会社に言われるがままに積み立て投資をしたり、お勧めされた金融商品を買って、後は祈るだけという事に終始するだろう。
初心者でも分かりやすく実践的な書籍
そうした中で、初心者でも分かりやすく、なおかつ実践的な本を紹介させてもらう。それはズバリ「相場の赤本」である。金融商品の分析には様々なテクニカル指標があるが、初心者が一度にそれらすべてを目にすると面食らうだろう。私が紹介した「相場の赤本」では、そうした難しいテクニカル指標を省き、ローソク足と移動平均線という簡単な指標だけで、分析方法を分かりやすく解説してある。初心者には非常にうってつけである。