アリアンツアレーナへ
この前のフランス対ブラジル戦はブラジルの敗退という思いもよらない結果であった。次はポルトガル対フランスの準決勝を観戦するためにミュンヘンのアリアンツアリーナへ。
アリアンツアリーナは外壁のパネル部材に日本のメーカーの旭硝子(現在のAGC)製の特殊フィルムが使用されてることで有名である。
宇宙からやって来たUFOの様な不思議な出で立ちが物珍しく、何度も写真を撮影した。
キックオフ
ブラジルの敗戦で、ドイツ大会の目玉選手であるロナウジーニョのプレーが見られなかったのは寂しかった。しかしながら、ポルトガルにもフィーゴ、デコ、クリスティアーノ・ロナウドなどの素晴らしい選手を抱えており、見ごたえは十分だった。
とりわけ、クリスティアーノ・ロナウドのミドルシュートの勢いには目を見張るものがあった、フィジカルモンスターと言われる所以も納得であった。
ポルトガルの攻撃は勢いがあったが、フランスの鉄壁の守備がそれを寄せ付けない凄みを有していた。ゴール前の守備では、体を横からぶつけて、ポルトガルの選手を自由にさせなかった。
試合はポルトガルの勝利であったが、フランスの勝因は上記の守備力だったと思う。守備的な中盤からディフェンスに高い身体能力の選手を揃えて、スピードで振り切られない事、フィジカルコンタクトで負けない事が徹底されていた。