スマート駄目リーマンの忘備録

旅行記、キャリア論、世相分析など思ったことを書き連ねます

お得に蜂蜜

蜂蜜の健康効果

kawashima-ya.jp

お得に購入して便利に使用したい

 ネットショップで大型ボトルを購入して、市販の小型ボトルに詰め替えて使用する。

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詰め替え方法

 100円ショップで購入した漏斗で移し替える。蜂蜜はべとつくので、その漏斗は蜂蜜専用にして今後も使用する。蜂蜜は粘性があるので、なかなかスムーズに移し替えができないが、漏斗を上下にトントンと振ると慣性力で、蜂蜜が小型ボトルに落ちるので、その手法を用いる。

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コスト

 約10~30%ほどのコストダウン

今回

 2kg大型ボトル蜂蜜     6700円(国産純粋蜂蜜)

 移し替え漏斗            100円(2つ)

 

通常使用時

 300~400g小型ボトル   1500~2000円(国産純粋蜂蜜)

    2Kg→7500円~10000円

TECLASTノートPCレビュー

ノートPC買い替え  EPSON→TECLAST

 中国メーカーのTECLAST。同じ中華系PCでもLenovoASUSなどはご存じだろう。しかしTECLASTとは全く馴染みの無いメーカーである。 

 2014年から7年間使用していたEPSONのノートPCの動作が芳しくなかったので、買い替えることにした。自宅での普段使い用で動画編集などの必要も無く、インターネットの動画鑑賞さえ出来るのに必要十分なスペックさえ有していれば良い。今回はメーカーにこだわらず、値段重視で割り切った。

 今までメジャーなASUS含めて、中華系PCとは無縁だったが、思い切ってTECLASTを購入。アマゾンのお得なクーポン使用でなんと29,900円注文の翌日の午後に配送されて、さっそくセットアップ。

 

外装

AMAZONの包装箱にしまわれた一般的な外装。

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説明書

 ペライチの簡易的な説明書のみだが、問題なく初期設定可能。

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電源

 差し込み口が取り換え可能で、一部の海外での使用可能。

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ユーザーインターフェース

キーボード 

値段相応というべきか、キーボードの強度が心もとない印象がある。しかしながら、この問題は別途使いやすいHARD USEに対応したキーボードを接続すれば解決する。

 

カメラ

 三万円以下の価格帯で、カメラが内蔵されているのは非常にありがたい。

 

接続ポート

 USBソケット×2、イヤホンジャック、ミニHDMI、マイクロSD拡張

最低限のポートは有している。USBポートが足りなければ、ハブで増設可能なので問題無し。 

 

スピーカー

 音が若干無機質で、機械的な印象だが、慣れれば気にならない。こだわりのある人は別途外付けスピーカーを買っても良いだろう。

 

Microsoft Office

  問題なく動作する。初期設定で英語仕様のOfficeアプリがプリインストールされているが、それは一か月限定でしか使用できない。(しかもコマンドが英語)

 プリインストールされているOfficeアプリを一度アンインストールしてから、自身が保有しているOfficeアプリを新たにインストールするのが望ましい。家庭用であれば、キングソフトの類似品でも十分だろう。

 

マルチウィンドウの立ち上げ

 軽快に動作する。youtubeを二つ同時に立ち上げても問題ない。

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気になる点

 ACアダプタの給電口とUSBポートの位置を交換した方が良い。今のままだと、ケーブルがUSB接続機器と干渉してしまう。

 

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同スペック価格帯

 画面は14インチだが、CPU速度は2.6GHz、メモリ8Gを搭載。同スペックの有名メーカー品(DELLなど)になると最低でも7万円は必要。三万円を切る価格は脅威でしかない。

 

まとめ

 多少気になる点はあるが、三万円を切る価格であれば、コストメリットの方が圧倒的に大きい。自宅のネット動画鑑賞用と割り切れば全く問題無い。

 パソコンを買い替えたいけど、なるべく安く抑えたい人には断然お勧め。今回使用してみて、中華系メーカーのレベルがそれなりに高い水準であることを確認出来た意義も大きい。

ワーケーションや在宅勤務の普及の先に何があるのか?

 

 

従来の会社に通う働き方

 会社に出社していたときは、成果が有ろうが、無かろうが、9時から18時までの就業時間に会社にいさえすれば、何となく毎月給与が貰えていた。出社している以上、一定の煩わしさはあったが、成果が出せなくても頑張ってますアピールで大目に見てもらえる利点もあった。明日に回しても間に合いそうな仕事を残業でこなせば、残業代が貰える優しさもあった。

 会議で何も発言しなくても、その場にいるだけで何か仕事をやってます感を醸し出すことも出来た。

 

ワーケーション(在宅勤務も含める)

 会社に行く煩わしさから解放されて、会社へ通勤するときと比較して、物理的自由度は圧倒的に向上する。好きな時間にコーヒーを飲みに行っても、散歩に行っても、風呂に入っても誰にも咎められない。人間関係の煩わしさにも悩まされない。

 その一方で、成果が強く要求される。ワーケーション先や家には上司はおらず、頑張ってますアピールは完全に無意味である。また、分からないことがあっても気軽に質問出来ないので、個人の力での状況を打開する能力が要求される。

 とにかく成果が全てなので、精神的なプレッシャーは会社にいる時よりも増す。自分が目標とする成果が出なければ、18時以降も仕事を継続してしまうこともザラである。

残業代という概念も薄れてくる。オンライン会議で何も発言しなければ、空気と一緒の扱いになる。

 

私の所感

 私は組織に対する帰属意識が元来薄く、日本的なメンバーシップ雇用に違和感を感じていた。よって、ワーケーションや在宅勤務が普及し、成果さえ出していれば文句を言われない風潮になったことは大歓迎である。

 もちろん成果を出さなくては、認めてもらえない厳しさはあるが、私にとってはそれが良い意味で自己研鑽を継続するための緊張感になっている。

 2000年代に突入してから、成果主義が唱えられてきたが、評価の中に上司へのゴマすりが、無意識の内に介在し、個人的に不透明感を拭えなかった。

 そもそも世界的に見ると会社はお金を稼ぐための所であり、それ以上でもそれ以下でも無い。日本企業の家族主義的な企業運営は非常に珍しい。それでも1990年代前半までは家族主義的な煩わしさと引き換えに、強固な生活保障があった。

 1990年代後半からリストラが一般的になり、強固な生活保障は徐々に無くなっていく。その一方で家族主義的な煩わしさだけは、2000年代、2010年代にも依然として残り、それが私にとっては違和感であり、ストレスであった。生活保障も定期昇給も無いのに、忠誠心や仲間意識を要求する企業にホトホトうんざりしていたのだ。

 

仕事の本質へと原点回帰

 成果物を提示し、それに見合った対価を受け取る。これが仕事の本質だ。仕事の本質に回帰して行くきっかけをワーケーションや在宅勤務は与えてくれた。

 上司との飲みニケーションやゴマすりは仕事の本質では無いのに、その本質的でない部分が人事評価に大きく介在していたことが、日本企業の負の側面だったと感じる。

 成果物による評価によって、人事評価の公正化や透明化が促進されるだろう。その反面で、成果は出せなくてもムードメーカー的な役割や調整能力だけで生き残ってきた人には苦しい時代になっていく。もちろんそうした能力は組織の潤滑油になるが、それはあくまでも+α的なものにしか過ぎない。コアとなる技術や能力を構築していく必要がある。

南紀白浜ワーケーション

 コロナ禍で、近年脚光を浴びるワーケーション。(観光地でリモートワーク)

私が五月に和歌山の南紀白浜でワーケーションをした時の情報を共有させて頂きます。

 

期間

  2021年 4/27~5/1

 

アクセス

・列車

 特急くろしお号 新大阪→白浜  約3時間弱  片道 大人一名 5330円

・飛行機

 白浜空港も観光スポットからバスで30分ほどの場所にあり、飛行機の利便性も良いです。首都圏から訪れる場合には飛行機がお勧めです。

・バス

 大阪→白浜バスセンター 約3時間半 片道 大人一名 3000円

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宿泊場所

 ホテル 白浜館

【公式】HOTEL SHIRAHAMAKAN(白浜館)

 

設備

 オフィススペース&無線LAN完備 

→昔のバーカウンターやラウンジを改装したオフィススペースが十分に備えられており、快適に仕事が可能です。畳の部屋もあり、個人の好みや気分に合わせて場所を選べることが魅力です。

 

宿泊費用

 四泊五日 素泊まり 大人二名   30,888円(楽天トラベル)

 

食事

 観光スポットであると同時に白浜町の生活スポットでもあるため、観光街にダイエーがあります。そこで総菜やお弁当を購入出来ます。安い食事にも全く困りません。

また、ホテルにはキッチンスペースがあるので、調理も可能です。

 また、海水浴客をターゲットにした安い定食屋さんやラーメン屋さんもあり、ダイエーの総菜や自炊に飽きたら、利用するのも良いです。ほとんどのお店でpapayまたはクレジットカードなどに対応しているので、非常に便利です。

 

温泉

 ホテル白浜館には温泉の大浴場があり、浸かると心と体が癒されます。都市部の人はシャワーで済ましている人も多いかと思いますので、この機会に湯船にしっかりと浸かり、休養をしっかりとりましょう。

 成分についての詳細は下記を参照してください。

温泉地詳細[白浜温泉] | 日本温泉協会 (spa.or.jp)

 

病院

 ・三谷医院(内視鏡まで幅広く対応)

診療について | 和歌山県白浜で内科、消化器科、外科、胃内視鏡検査は三谷医院/病院

・はまゆう病院

 大規模総合病院

観光スポット

白良浜

 ホテル白浜館はリーズナブルな値段にも関わらず、老舗ということもあり、観光の目玉の白良浜が目の前です。仕事を終えた夕方に、ゆっくりと浜辺を散歩して、景色を堪能すると心が洗われます。

 またお昼休憩時に散歩すると気分転換になります。

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・三段壁

 ホテルの前のバス停から30分弱で、岩肌と激しい波打ち際を堪能できる三段壁にも行けます。入場料金を支払うとエレベーターで、波打ち際ギリギリの展望スポットからは絶景を堪能できます。

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アドベンチャーワールド

 西日本最大規模の動物園が、観光街からバスで20~30分ほどの場所にあります。土日に訪れたり、有給を取得して、人の少ない動物園をじっくり味わうの良いでしょう。イルカショーは、非常にお勧めです。人間の調教師さんとイルカの間の厚い信頼関係を見て取れます。

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仕事

 私の会社はほぼオンラインで社内コミュニケーションを取っているので、wifi電波さえ繋がれば全く支障はありませんでした。ワークスペースで充分集中して仕事に取り組むことが出来ました。

 

総費用概算(大人二名)  合計8万円~9万円

 ・ホテル 四泊五日 31,000円

 ・往復交通費    22,000円

   ・滞在中の食事代     15,000円

 ・遊興費         15,000円

アドベンチャーワールドの入場料の大人一名4,800円が大きいです。)

まとめ

   最近はテレワークによるメンタルの不調も社会問題化してきています。そうなる前に場所を変えて気分転換をしてみることをお勧めします。

 総費用も自炊の比率を高め、ホテル滞在での仕事に集中(浜辺の散歩に留める)すれば2~3万円ほど安く出来ます。

 旅行のついでに仕事して、給料を貰えることを考えれば十分割に合います。テレワーク疲れの方は検討の価値大いにアリです。

 子供の長期休暇期間中などでは、日中、お父さんが仕事している間に子供とお母さん二人で遊びに出かけさせるのも良い手です。仕事&家族サービスの一挙両得です。

なぜ大企業の設計職は激務なのか?!!

激務の設計職

 設計職は製品の仕様を決定し、図面を作成する大変やりがいのある仕事である。しかしながら、自身の経験に照らすと大変激務であった。また、他の会社で勤務している友人の話や設計職についてのブログ記事を読んでも激務である印象だ。

 果たして、そうした激務に釣り合うだけの報酬を得ているか?実はそうでもないのだ。(サービス残業の横行、関連部門からのきついプレッシャーなど)よって、設計職はエリートだが、そこで生き残っていける人は少ない。

 

転職

 私は東証一部上場企業を辞めて、数回の転職あと、社会的には一段格落ちする大手の子会社の設計職に転職した。その会社は設計開発部門だけを有し、製造はEMS会社(受託製造会社)に外注する生産システムを採用していた。しかし、その会社は前職に比べて、残業代はフルで支給されるし、激務では無かったのだ。

 一方で前職の東証一部上場企業というのは社内で設計開発から生産計画、製造技術、生産技術、製造を丸抱えしている、所謂日本の古い生産体制を採用している会社であった。設計は激務にも関わらず、他の部門は定時になるとさっさと帰宅し、非常に不公平感を抱いたものだ。(定時後に問い合わせすると誰も電話に出ない) 

 また残業代の上限は月の上限20時間まで。違法なサービス残業が常態化していた。

 

明かされた不都合な真実

 つまり、こういうことだ。東証一部の大手の会社では設計部門が他の部門の面倒を見ることで仕事が回っていたのだ。それならば、他の部門にきっちり仕事を振れば良いとの意見が出るだろう。しかしながら、同じ会社では設計は他の部門にある意味お願いをして、図面通りの製品を作ってもらう立場なのだ。

 製造技術の頑固オヤジの機嫌を損ねて、生産ラインを作ってもらえなくなり、製品を予定通り出荷出来なければ、会社から怒られるのは設計開発部門なのだ。

 一方で転職した大手の子会社は製造と設計が切り離されており、製造する会社は設計をしている我々の会社から仕事を貰う立場なのだ。依頼者が若造であろうと製造請負会社は相手を無下には出来ない。もし、我々の会社の機嫌を損ねて、次の製品の仕事をもらえなくなったら死活問題になりかねない。

 そして、他の会社と見積の天秤をかけて安い会社を選択することも出来る。当然コストの圧縮にもつながる。よって我々の会社の手元にお金が残りやすくなるのだ。これがある意味で平等というものであろう。我々設計は、頭をフル回転させて、付加価値を生み出している。生産はある意味マニュアルに沿った単純作業だ。付加価値を多く生み出している我々に富が多く配分されるのは当然の事なのだ。

 前職の古い日本企業はある意味悪平等なのだ。そして未だに年功序列が幅を利かせている。よって、若手設計職は付加価値を多く生み出しているにも関わらず、単純な生産作業に従事している中高年よりも安い給与で働かされている。こうしたシステムは日本の社会保障と一緒で、若い人の人口が中高年よりも多ければ何とか成り立つのだろう。しかし、今は制度疲労を起こしている。

 前職の設計職の同期の多くは激務に見合う対価を受け取れず、失意の下、転職していった。

日本の構造的な問題

 この問題は大企業のみならず、日本の古い組織全般に蔓延している。勤務医が激務なのも、おそらくそうした問題が当てはまるだろう。付加価値の高い勤務医に仕事が集中し過ぎてしまうのだ。そして大きな病院だと間接部門も多く、勤務医が頑張ることでそうした人達を食わせている不都合な事実もあるだろう。

 研修医の過労死問題は、優秀で体力はあるが、人件費の安い、若手研修医を間接部門の中高年を食わすために徹底的にこき使ったことが、問題なのだ。

 

Job Grade Sytem(職能給制度)の迅速な導入を!!!

 上記のような矛盾を無くすために、年齢ではなく、仕事の付加価値で評価をするJob Grade System(職能給制度)を導入すべきである。駆け出しの見習い勤務医でも彼らは常人とは一線を画す難関を潜り抜けて、高度な教育を受けてきたのである。

 新人であっても高い報酬を貰って当然である。そうでないと優秀な若手はドンドン転職して行ってしまう。

 若いころ、激務で安くこき使われた四十代後半から五十代以上にとっては、これから収穫時期に入るのに若い人にそっぽを向かれてしまうことになる。聞いていない、こんなはずじゃなかったという方も多いだろう。しかし、若いころの会社からの洗脳を疑い、自分の頭で考えてキャリアチェンジをするべきだったのだ。

 逆に若い人は希少な労働力なのだから、自分を安売りせずに理不尽な環境だったら力を蓄えて、どんどんキャリアチェンジをしていこう。ずるいノースキルの老人に決して搾取だけはされぬよう、会社に利用されるのではなく上手に会社を利用してほしい。会社を辞めることに躊躇する必要は全くない。若者が働きやすい環境を提供できなかった会社が悪いのだから。

 

対策

 会社選びの際に工場を丸かかえしているか、切り離されているかを確認しよう。化学、製鉄メーカーのような素材そのものを生産している会社は自社工場が必要だが、家電製品のような組み立てのような工程は外注した方が効率的である。雇用を守るという美辞麗句の下、非効率な製造現場を有していないか必ず確認しよう。

 また、製品の中でソフトウェアの付加価値が高いと製品の利益率が高くなるので、そうした製品を開発している会社に入社しよう。任天堂は企画、開発に特化し、ソフトとハードが絶妙に融合している。組み立て工程は外注なので、非常に効率的。こうした会社を地道に探そう。

yasuyan.net

 

 

良い上司と悪い上司の見分け方

上司に裏切られた

 社会人を数年やっていれば、そう感じる場面は幾度かやってきます。当初は人当たりも良く、いい人だと思ったのに。

 

上司を見極めるポイント

 皆さんの上司は友達ではありません。その人が上司として良い人かそうでないかの見極めには別の観点が必要になります。

 

良い上司

 部下にある程度自由にやらせつつ、失敗の責任はその上司がとってくれます。ドラマでピンチの一発逆転劇で、「責任は俺が全部取る、お前らに任せた。」と威勢の良い言葉を放つ、そうあの人です。上司以前に人としても魅力的です。

 

普通の上司

 自由にやらせてくれないですが、失敗した責任は取ってくれる上司です。

 

悪い上司

 部下に責任だけは押し付けますが裁量権は絶対に自分から手放さない。いわゆる、部下の成果は横取りするが、責任は部下に押し付ける上司です。上司以前に人として、あまり関わりたくないですね。

 

責任を取る

 一番大切なポイントは責任を取ってくれるかどうか。ここに尽きます。新しい職場や部署に配属された時に自分の上司が、自分以外の部下にどのような態度で接するか観察しましょう。

 

悪い上司への対処方法

 悪い上司の時は、なるべく距離を置きましょう。ただし、いつもそうは言ってられません。仕事を振られる時もあるでしょう。そうしたときは、指示内容をなるべくメールで貰い、記録をきちんと残しておきましょう。後ほどトラブルが発生したときに自分に責任を押し付けられないために必要です。口頭の指示では、くどくても、最後にもう一度指示内容を自分から確認しましょう。

向いてる仕事

この仕事は本当に自分に向いてるの?

 これから働く就職活動中の学生さん。はたまた既に就職されている方々。その中の多くが、仕事が自分に本当に向いているのか分からないでしょう。

 そこで簡単に仕事の向き不向きをチェックするポイントをお伝えします。

大した努力をしなくても、成果が出せる

 この大した努力をしなくてもというポイントが非常に重要です。おそらくあなたは今の仕事に向いている可能性が高いです。もしかしたらそれはあなたが好きではない仕事かもしれない。でも向てる仕事です。よっぽど職場環境が悪くなければ、継続することをお勧めします。

 逆に頑張っているのに怒られる場合は向いないので、二~三年で大きな進展が見られない場合には転職や配置転換をお勧めします。

 

仕事中に時間を忘れて、いつの間にか定時になる

 これも重要なポイントです。時間を忘れるくらいにその仕事に没頭できるということはその仕事を半分楽しめている証拠です。

 逆に定時が待ち遠しくて、時間ばかり気にしている場合には仕事に夢中になれていないし、苦痛を感じているので、転職や配置転換をお勧めします。

 

孤独を楽しめるか?

 孤独が苦痛にならない人は、一人でコツコツとプログラミングをするのが向いています。一人で仕事に取り組めて、成果物が一人で完結する小規模なアプリやシステム開発などが良いでしょう。

 (プログラミングでも大規模なアプリケーションの場合には結合試験などで、他のチームやメンバーとコミュニケーションが必要になる場合もあります。)

 あとはネットワークインフラの監視業務もお勧めです。これについては元請けさんとコミュニケーションが必要な場合もあるので、若干注意です。

 肉体労働系だと配送作業なども向いていると思います。営業職で、うまく上司やお客さんとコミュニケーションが取れなくて苦しんでいる人は検討してみると良いでしょう。

 技能職ですと、電気工事士の資格を取り、ビルや公共施設などの常駐夜勤なども向いているかもしれません。トラブルが起きると大変な時もありますが、それ以外は少人数で待機が多いです。

 ネットワークの監視や設備管理については夜勤があるので、不規則な生活に耐えられるかも見極めが必要なので注意してください。

 食べて行くのは難しいですが、才能があれば作家やブロガーなども孤独を楽しめる人に向いています。

 孤独耐性がある(裏を返すと集団作業が苦手)かどうかは、実は仕事の適性を見極めるうえでの重要ポイントです。本人の専門性以前にここの見極めを間違えると苦しいです。理系の院卒が高給に惹かれて、コンサルになるのが一時期流行っていましたが、集団への適性が無いと本当に地獄です。そういう人は基礎研究などが向いているでしょう。

給料や会社の社格は二の次

 とにかく、自分に合っている仕事だと給料が安くてもそんなに苦痛ではありません。逆に給料や社格が良くても、向いていない仕事をやるのは本当に地獄です。世間体にとらわれないように自分を見極めてください。就活でよく言われる自己分析は本当に重要です。

 

自分の体験談

 新卒から設計の仕事を行ってきました。設計の仕事は関連部署や営業とコミュニケーションが必要です。しかし私は集団に馴染めず、一人で作業するのが向いていたので、まったく適性の無い仕事をやり続けてきました。仕事はあまり楽しくありませんでした。

 そこでソフトウェアの会社にプログラマーとして転職し、一人でプログラミングの仕事をする環境になってから、仕事が楽しく、かつ対人ストレスが減りました。転職して本当に良かったです。

 プログラミングの良いところは曖昧さが無く、正しいコーディングをしていれば必ず正しい結果が返って来るところです。人間関係独特の曖昧さや駆け引きも好きでは無かったので、プログラミングの仕事は私に向いているのだと思います。

 プログラマーの給料は安くて割に合わないと言われますが、世界的に見ると日本が異常なだけです。国際的に見て、日本のプログラマーの給与は低いです。よって本来プログラマーになるべき優秀な人材が給与の安さや処遇の悪さを嫌って、プログラマーになりたがらないのが日本の大きな問題点です。

 大手SIerのSEなんて、仕事の割り振りやスケジュール管理をしているだけです。それなのにプログラマーよりも給料が高いので、付加価値が低い仕事にもかかわらず、そこに高学歴が群がります。

 現在はリモートツールが発達しているので、日本にいながらオンラインで海外の仕事を請け負うことが出来ます。孤独を好み、数学、語学が得意な人は是非プログラマーを目指すべきです。

 またプログラミングのスキルは汎用性が高く、常に人手不足なので食いっぱぐれることはありません。いつでもどこでも働けるのがプログラマーの強みですね。また、成果が明確なので、成果物さえ出していれば他に好き勝手なことをしても誰も何も言いません。さっさと仕事を終わらせて映画を見ていても、全く問題ないです。(私の場合ですが。)